ショールーム見学前にやるべき事前準備｜快適に巡って満足するコツ

お家づくりで必ず行く場所のショールーム。
ですが馴染みのない場所でもあり、わからないことも多いですよね。

ショールームは事前準備をしっかりしていくと短時間で満足できることも間違いなしです。
逆に準備不足だと工事業社さんに「もう発注しますよ〜」なんて言われたけど、予約埋まってる！なんて焦ることになりかねません。
しっかり準備して快適なショールーム見学巡りをしましょう！

建築士で住宅設備アドバイザーの私、りこ(@rico_archi_myhome)がショールームに行く前に準備してほしいことを解説します♡

ショールーム見学でできること

そもそもショールームって何ができると思いますか？
ただ展示を見ることができるだけじゃないんです！

最新機種が確認できる

どのメーカーも最新機種の商品が展示されています。
実物を見て触って確認できますし、機能がわかりやすく展示されています。

コーディネートされた展示がある

ショールームによってはお部屋のような実物サイズでの展示があります。
思ったより狭い、かなり余裕がある♪など体感できますし、壁色などもコーディネートされている場所はさらにイメージがしやすいのではないでしょうか。

見積もり作成ができる

アドバイザーさんの予約が取れれば、気になっている商品の見積もりを作成する事が可能です。
シリーズごとの価格差や、自分の希望がどれくらいの価格なのか知ることができます。

プロのアドバイスがもらえる

アドバイザーはそのメーカーの商品を熟知しています。
その悩みなら、この商品は？など、違う視点から意見がもらえることも多いですよ。

ショールームをしっかり活用するための見学前準備

ショールームに行ったけど活用できなかった…なんてならないように、事前準備をしていきましょう！
見学前に準備しておくことで、満足度が上がります。

予約は必須、自由見学できないケースもあり

これは大事！やはり予約は必須です。
自分からでも工事業者を通じて予約でも、どちらでも大丈夫です。
人気のショールームは1ヶ月前に予約が埋まってしまう事が多いため、浴室やキッチン、建具など複数の住宅設備を確認したいなら必ず予約をしましょう。

時間も1時間〜2時間以上かかることも多いため、時間に余裕をみて予約しましょう。
感染拡大防止のため、自由見学を断っているショールームや人数制限をされているショールームもあります。
ホームページや電話などで確認しておきましょうね。

仮図面でもいいので資料は必ず持参

図面を持参すると、ドアの位置や窓の位置や動線などを確認しつつ案内してもらう事が可能です。
設置可否もわかることもあるので、仮図面であっても必ず持参しましょう。

標準仕様がある場合は、仕様名を伝える

標準仕様を決めて運営している工事業者は多いです。
仕様を大きく外れるとオプション価格が大きく変わることもあるため、標準仕様があるのか？あるならその内容はショールームに伝わっているのかを確認しておきましょう。

工事業者さんによっては、カタログに掲載されていない「オリジナル品」があることもあります。

希望は夫婦で事前に相談しておく

夫婦で意見が違い、案内よりも家族会議が多くなっている方…よくお見かけします。
せっかく予約をしてきたショールームです。

など、大きな方向性をまとめるだけでも打ち合わせがスムーズにいきます。

ショールーム見学の注意点

ショールーム見学のときは次の2点に注意してください！

ショールームの価格はあって無いようなもの

ショールームには価格提示がされています。
浴室も100万以上！？この金額を見てびっくりしちゃいますよね。
ショールームに展示されている価格はあくまで「参考価格」です。

あくまでざっくりとした価格感だけ掴んでおけばOKです。
実際の支払い価格は、業者さんからの提示を待ちましょう！

1日で複数のメーカー見学は、正直キツい

ひとつのショールームに2時間として、10時、13時、15時、と1日に3カ所もショールーム見学します、という方もおられますが、おすすめしません。
案内されるというのは、非常に疲れるもの。
2社目、3社目は疲れて全く覚えてない…なんてことになりかねません。

1日に1カ所、多くてもせめて2カ所程度で回れる方が比較検討もしやすくておすすめです。
またお子様連れの方は、本当に体力勝負です。子供はじっとしていませんからね。

ショールーム見学前準備のまとめ

ショールームに行く前に準備をしておくだけで、当日は快適にショールーム巡りができます。

ショールーム廻りは事前準備と体力が必要です。
しっかり事前準備して、楽しいショールーム見学をしてくださいね！

住宅の設備ばかり気になって、忘れてしまいがちな窓の位置…。
窓の位置はあとから変更は難しいので、こちらも検討をお忘れなく！