お家づくりのランドリールームで悩む項目の1つが洗濯パン問題。
洗濯パンはあり?なし?デメリットは?と悩む人も多いですよね。
- 見た目すっきりにしたいからなしでもいい?
- SNSでも洗濯パンなしの人を見かける!
- そもそも洗濯パンなしのデメリットって?
このような悩みを抱えている人も多いのでは?
2階以上は洗濯パンがあったほうがいい!
1階であればリスク許容度次第。
この記事では上記のように言える理由を解説していきます。
- 2階以上なら洗濯パンありを推奨する理由
- 洗濯パンのメリットとデメリット
- 洗濯パンなしでもありでも必要なこと
建築士夫婦の間取り相談×住設コーディネーターとして活躍中!りこ(@rico_archi_myhome)が後悔しない洗濯パンの採用可否についてまとめました。
2階以上なら洗濯パン「あり」を推奨
2階以上なら洗濯パンありにすることをおすすめします。
その理由は、階下に住まいがあるため漏水したときの被害が大きくなるから。
1階よりも2階以上のほうが漏水のリスクは大きいのです。
もし階下まで漏水してしまったら修理・修繕も大変なことに。
どのくらいの水量で階下に漏水するとは断言できないです。
お家の経年劣化によって変わってくるところも。
もしも2階以上にランドリールームをもってくるのであれば、洗濯パンありにしてください。
1階ならどちらでもOK
1階ならどちらでもOKなのです。
2階以上と比べて、階下への漏水被害のリスクが小さいからです。
洗濯パンありなしのメリットとデメリットを確認したうえで、価値観に合うものを選んでください。
建築士夫婦は洗濯パンあり+かさ上げ台を採用
我が家では洗濯パン+かさ上げ台を採用しています。
実は引っ越し直前に洗濯機本体内部でホースが断裂。
下部から漏水して大惨事になったことが!
洗濯パンがあったので被害は食い止めた…。
洗濯パンが無かったら階下の人に迷惑をかけたかも?
\洗濯機下の掃除もしやすい♡/
かさ上げ台との隙間に指を入れてしまった、という事故の報告もあります。
小さなお子さまがいる場合は、手を下に入れないように気を付けてください。
かさ上げ台付き洗濯パンであれば、洗濯パン+かさ上げ台よりも危険が少なく見た目も良いです。
我が家も次に採用するならコレかな?と思っています。
\便利なかさ上げ台付き♡/
かさ上げ台を設置する場合は給水口やコンセントの位置に気を付けてくださいね。
洗濯パンありorなし?メリットとデメリット
2階以上なら設置した方が良い洗濯パン。
漏水時の被害を抑える以外にどんな役割があるでしょうか?
洗濯パンのメリットとデメリットをまとめたよ。
1階への設置を悩む人はここを参考にしてほしい!
洗濯パンのメリット
洗濯パンがあることのメリットは
- 洗濯機故障時の漏水に備えられる
- 風呂水ホースなどを横にかけても洗濯パンで水滴キャッチできる
ということです。
洗濯パンなしの場合はこの恩恵が受けられないことになります。
洗濯機故障時の漏水に備えられる
いつ起こるか分からない洗濯機の故障。
我が家でも本体内部でホースが断裂し漏水しました。
漏水の量にもよりますが、洗濯パンなしよりはありのほうが漏水への備えができることは明らかです。
風呂水ホースなどを横にかけても洗濯パンで水滴キャッチできる
漏水だけでなく少量の水滴が滴ってもキャッチできます。
例えば風呂水ホースを横にかけた場合。
どうしてもホース内に水滴が残ってしまう。
結果、床に水滴が垂れてしまうけど洗濯パンでキャッチできるよ!
もしも洗濯パンがなければ、このような水滴も拭かなければなりません。
洗濯パンがあることで、少量の水滴は気にしなくていいのは非常に楽ですね。
洗濯パンのデメリット
洗濯パンがあることのデメリットは
- 洗濯パンからの漏水のリスクがある
- 見た目がすっきりしない
- スペースが多く必要
ということです。
洗濯パンなしの場合は、このデメリットが無くなります。
洗濯パンからの漏水のリスクがある
漏水のリスクに備えて設置したはずの洗濯パン。
しかし洗濯パン本体からの漏水のリスクもあるのです。
その理由は、洗濯パンの排水トラップ部分(排水口を接続する部分)に埃やごみが溜まってしまうから。
洗濯パンがあることで洗濯パン内部の掃除がしづらくなり、その結果溜まってしまった汚れで排水がうまくできず漏水という可能性も…。
かさ上げ台付きの洗濯パンなら、
洗濯パンと洗濯機の間に隙間ができる!
よって掃除がしやすくなるよ♡
\便利なかさ上げ台付き♡/
洗濯パンからの漏水の可能性に備えて、掃除はしっかり行うようにしましょう。
見た目がすっきりしない
洗濯パンなしとありでは、ありのほうが見た目がすっきりしません。
誰かに見せびらかすわけではないけど、
やっぱり見た目すっきりのほうが心地いい!
床に設置するとは言え、洗濯パンの存在感は大きいです。
そのためどうしても見た目がすっきりしないのです。
スペースが多く必要
洗濯パンは洗濯機よりも大きいので、スペースが必要になります。
ランドリールームや洗面所、少しでも広くしたいですよね。
洗濯パンがあると、その分スペースを取ってしまうのはデメリットです。
洗濯パンありにした場合、ランドリーワゴンを工夫するなどして少しでもスペースを確保しましょう。
\りこも使ってる大容量ワゴン!/
洗濯パンなしでもありでも必要なこと
洗濯パンがありでもなしでも注意したいことがあります。
掃除やメンテナンスを怠ることで、洗濯機故障の恐れも。
結果的に漏水してしまった…とならぬよう、掃除とメンテナンスをしましょう。
定期的な掃除をすること
洗濯パンのデメリットとして洗濯パンからの漏水をお伝えしたように、掃除をしないことでごみや埃が詰まってしまうことも。
よって洗濯パンがあってもなくても、排水口周りを中心に掃除を行いましょう。
ハンディワイパーを使うと、洗濯機下も掃除がしやすくなります。
\埃を絡め取る!/
洗濯機は重いので気を付けて掃除してください。
無理に1人で持ち上げようとしないように!
洗濯機のメンテナンスをすること
洗濯機のメンテナンスも掃除と同様に大事です。
「ちょっと異音がするけどいいかな」「内部に埃が溜まってるけど放置」…こんなことしていませんか?
取説にメンテナンス方法や頻度は記載されているよ。
しっかり守って使おうね!
異音などの異常があれば、メーカーのカスタマーサポートに相談することも必要です。
修理に時間がかかって洗濯機が使えなくなるのも困ります。
洗濯機のメンテナンスは、取説通りにしっかり行ってくださいね。
\りこが使ってる洗濯機はコレだよ!/
洗濯パンありなしは価値観で選んで!デメリットも理解して
1階に置くなら、洗濯パンはありでもなしでもOK!
それぞれにメリットとデメリットがあるので、お家での過ごし方や掃除の頻度などを考えて選んでくださいね。
- 2階以上なら洗濯パンありを推奨する理由
- 階下に住まいがあると漏水したときの被害が大きくなるから
- 1階なら洗濯パンはありでもなしでもOK
- かさ上げ台付き洗濯パンもおすすめ
- 洗濯パンのメリットとデメリット
- ○洗濯機故障時の漏水に備えられる
- ○風呂水ホースを横にかけても水滴キャッチできる
- ×洗濯パンからの漏水のリスクがある
- ×見た目がすっきりしない
- ×スペースが多く必要
- 洗濯パンなしでもありでも必要なこと
- 定期的に掃除をする
- 洗濯機もメンテナンスを忘れない
ランドリールームの作り方についても相談を承っています。
建築士夫婦の間取り相談、受けてみませんか?
\建築士夫婦が親身になります♡/
洗濯パンと同じく、あり・なしで迷う人が多いのが換気扇フィルター。
こちらはつけない方がいい理由が明確なんです。
お掃除を楽にするつもりが大変に…なんてならないように、この記事で理解を深めてください。
ランドリールームなど水回りの掃除に使いがちなメラミンスポンジ。
素材によっては使わない方がいいことも多々あります。
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