収納の奥行きはいくつがベスト?深すぎで困らない種類別のサイズ紹介

当ページのリンクには広告が含まれています。
アイキャッチ:使いやすい収納は奥行だった

子ども部屋やリビングにある収納にはベストな奥行があることを知っていますか?

図面の1マス分の奥行があれば、大は小を兼ねるし大丈夫でしょ!

これは間違いで、
収納するものの種類によって奥行のサイズを決めた方が良いのです。

りこ

深すぎて使いづらい…のように、
大は小を兼ねないこともあるよ。

例えば書類や文具を収納するスペース、奥行が910mmだったら深すぎて空間が余ってしまいますよね。
なので、収納の奥行は1マス分ではなく、何を収納するかを考えて奥行を決めるのがベストなのです。

この記事のポイント
  • 布団類を収納するなら
    奥行910mm
  • ハンガーで衣服を収納するなら
    奥行750mm
  • 書類や文具の収納なら
    奥行455mm

建築士夫婦の間取り相談×住設コーディネーターとして活躍中!りこ(@rico_archi_myhome)が種類別の収納サイズを詳しく教えちゃいます♡

目次

布団類を収納するなら奥行910mmがベスト

深めの収納

奥行910mmは有効寸法(内寸)780mm程度です。
これだけの奥行があると、布団の収納や大きい衣装ケースにピッタリです。

\季節ものを収納するならコレ!/

ベッドでなく布団を敷いて生活する部屋や、季節ものなど大きい収納ケースで管理したいものがある場合、奥行910mmがベストです。

収納の奥行910mm

布団収納にするなら中段が必要

布団収納にするなら中段を作りましょう。
なぜならば布団を入れる段と衣服やその他の物を入れる段に分けることで、収納しやすくなるからです。

衣装ケースのような箱を使うか、ハンガーパイプを設けるか、それによって収納の上下段の使い方は変わってきます。

  • 上段:布団収納、下段:衣装ケース
  • 上段:ハンガーパイプ、下段:布団収納
りこ

布団を下段に入れるなら、収納ワゴンを使うといいよ!

\床から浮くので湿気対策も◎/

りこ夫

布団を上段に入れる場合でも、湿気対策を意識してください。
すのこを敷くのがおすすめ!

中段があることで、布団もそれ以外の物も収納しやすくなりますよ。

ハンガーパイプ+中段は子どもが小さいと使いにくい

中段を作って上の段にハンガーパイプを設置すると、子どもが小さいうちは使いにくいです。
高さがある上に深さもあるので、小さなお子さまはハンガーが届きません。

りこ

一時的に下の段にハンガーラックを設置すれば、
子どもが自分で衣服を出し入れできる!

\伸縮するのでライフスタイルに合わせやすい!/

ハンガーで衣服を収納するなら奥行750mmがベスト

クローゼット

ハンガー類の衣服や小~中の衣装ケースであれば、奥行750mmが良いです。
有効寸法(内寸)は620mm程度となっています。

また、ハンガーはすっきりした形で統一しましょう。
統一することで見た目も勿論ですが、収納力が増える効果もありますよ。

\SNSでも話題のハンガー/

子ども部屋や夫婦の寝室にそれぞれの衣服を入れるクローゼットが欲しい場合は、奥行750mmにしましょう。

りこ夫

枕棚(ハンガーパイプ上の棚)の高さと建具の高さも事前に確認して!
高いところになるので、使いにくい場合もあります。

収納の奥行750mm

衣装ケースの小~中も入るサイズ

衣装ケースの大は入らないものの、小~中であれば入るサイズです。
ハンガーにかけると伸びてしまうニットやTシャツは衣装ケースに入れて収納しましょう。

シャツを横に2枚並べられるワイド

チェストタイプより値は張ってしまいますが、重ねるタイプの衣装ケースもあります。
こちらは衣服の長さに合わせてカスタマイズしやすいのが特徴です。

天馬のケースはサイズも豊富

りこ

ライフスタイルに合わせて衣装ケースは選んでね!

建具をなくしたオープン収納なら奥行600mmでも◎

ハンガー類の衣服は、建具なしの奥行600mmでも使いやすいです。
(建具なし・・・扉のないオープン収納のこと)

りこ

個人的には気に入ってるタイプの収納だよ♡

収納の奥行600mm

建具をなくすことで減額にもつながります。
減額・省スペースどちらも叶えられる魅力的なオープン収納です。
お客さんが来ないような場所に作るのであれば、建具なしの奥行600mmも検討してみてくださいね。

書類や文具の収納なら奥行455mmがベスト

パントリー

書類や文房具など、細かい小物の収納は奥行455mmがベストです。
有効寸法(内寸)は325mm程度。
こまごまとしたものを収納するには、深すぎの収納は見づらくなります。

りこ

衣類などをいれるクローゼットより浅くてOK!

収納の奥行455mm

リビングに作り付ける書類や文房具の収納、キッチンのパントリーは奥行455mmにしましょう。

収納が深すぎ!を回避するためにベストな奥行きを!

クローゼット

収納は図面1マス分の奥行で決めてしまうと、場所によっては深すぎて使いづらいです。
何を収納するのかを決めて、収納するものに合わせたベストな奥行に決めましょう。

この記事で解説したこと
  • 布団類を収納するなら奥行910mm
    • 衣装ケース大が入る
    • 布団収納には中段を作るのがオススメ
  • ハンガーで衣服を収納するなら奥行750mm
    • 衣装ケース小~中が入る
    • 建具をなくしたオープン収納なら奥行600mmでもOK
  • 書類や文具の収納なら奥行455mm

収納の奥行は理解したけどまだ不安が…
そんな方には建築士夫婦の間取り相談がおすすめです。
間取りのセカンドオピニオンとして、不安を一緒に解消していきますよ!

\建築士夫婦が親身になります♡/

収納スペースは床面積の10%確保したのでOK!この考え方では住んでから後悔するかもしれません。
生活動線を意識して収納を作ることで、家の中を綺麗に保つことができますよ。

りこ

使いやすいお家づくりを応援しています♡

Instagramから最新情報をGET

Instagramでは、建築士夫婦の家づくりノウハウを発信中!
フォローして最新情報をGETしよう♡

\キッチンと間取り迷子の悩みをスッキリ解決/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次